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更新 2016/7/4

岩手県指定天然記念物内間木洞です
普段は一般公開がされず保護管理がしっかりされて
おります。なので洞内の保存状態が良く、見る私たちを数億年前に
タイムスリップさせてくれます
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春夏秋冬
【内間木洞まつり】
令和元年年7月14日(日)
入場無料

(問合わせ 小国自治会 0194-72-2150)
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■岩手県措定天然記念物内間木洞入洞条件
(1).久慈市教育委員会発行の許可証がなければ入洞することができません。
許可書は案内人に提示し、確認を受けて案内人を必ず付けて入洞して下さい。
(2).1月10日から2月10日までは氷柱の形成期間となるため、関係者・調査委員会・案内人以外 の入洞を禁止します。
(3).万が一、事故等が起きたときの責任につていは、当教育委員会では一切の責任をとることはできませんので、各団体で考慮して下さい。
(4).見学の際には、教育委員会で指定した案内人の指示に従って見学して下さい。
(5).病身の方の見学は、ご遠慮願います。
(6).入洞団体の責任者は、案内人の指示に従うように見学者の行動は責任を持って管理して下さい。
(7).洞内の石、鍾乳洞、コウモリ、サンショウウオ等、洞内の一切の物を採取することはできません。
(8).洞内での飲食、ゴミ等の投げ捨て、用便、火気等の使用はできません。
(9).一回の入洞人数は25人程度といたします。それ以上については数回に分けて案内いたします。
(10).ナイフ・ハンマー・ピッケル等、破壊につながる用具の持ち込みはできません。
(11).洞内には一部電気が設備されていますが、停電のさいには携帯の懐中電灯で見学してください。
(12).準備については、下記入洞用具準備事項を参照してください。
(13).地震等がおきた場合には許可が下りていても教育委員会での安全確認が終了していない時には入洞許可いたしません。
(14).洞内を破壊・変形、若しくは入洞状況が思わしくないと教育委員会・案内人が判断した場合は、洞内から退場と今後の入洞を許可しない場合があります。
内間木洞入洞用具準備事項
1.許可書を準備して案内人に提示してください。
2.ヘルメット、手袋を使用してください。
3.長靴、長ズボンを使用してください。(カッパがあれば用意してください)
4.懐中電灯を必ず携帯してください。
5.冬季の入洞について、氷柱を破壊しないよう近づいたりしないでください。移動にはご注意ねがいます。
参考事項
1.洞内気温は約7度から20度となっております。
2.通路は、砂利・岩場・粘土・玉石・一部鉄の階段があります。
3.通路は凸凹が多く、天井が低いとこらが多くあります。
4.洞内には、一部照明が設備されております。
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■内間木洞と氷筍(ひょうじゅん)
内間木洞は、久慈市の南西部小国地区にある鍾乳洞で、洞内に生息するコウモリなど動物群を含め、岩手県の「天然記念物」に指定されています。
洞内は、入り口から少し入ったところに「千畳敷」とよんでいる広場があり、ここを中心に北洞、南洞、稲妻洞、風寒洞と4つの主洞と、それに連なる多くの支洞からできています。
これら主洞、支洞の総延長は6.350m+αで、国内有数の巨大洞窟です。
また、冬期間にたくさんの氷筍が発生することも、内間木洞特有の現象として注目を集めています。
氷筍は冬場の洞内で、天井から滴り落ちた水滴が、地面に凍り付き、その上に連続的に滴る水滴が氷ととなって、だんだんと上に伸び、筍状に成長したものです。発生する冬の洞内気温の影響で、毎年多少の違いがみられます。
氷筍生成の気象条件に恵まれると、大きいもので2m以上にも成長し、3月中旬まで残る場合があります。
雪深い山間で一歩洞内に入ると、林立する氷筍が目に入り電灯の光を反射し、幻想的な光景を醸しだし見る人を魅了します。

■内間木洞とコウモリ
内間木洞にはコウモリや昆虫類が棲息し、洞内動物群として保護されています。
コウモリは、内間木周辺の豊かな自然に恵まれ、容易に餌が求めよく、また閉ざされた洞内を安全なすみかとしています。現在7種類のコウモリが棲息していることを確認しています。(内間木洞調査委員会調べ)
近年の森林開発等に伴って、全国的に野生動物の生態環境が悪化し絶滅が心配される動物もいます。
内間木洞のコウモリは、ニホンテングコウモリが主なコウモリで、その他、キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、絶滅危険度の高い種であることから、岩手県版レッドデータブックに掲載されています。
冬期間は、洞内の通路や天井等いたる所で冬眠していますが、外部からの刺激で冬眠から目覚めることがあります。冬眠から覚めたコウモリは活動はじめますが冬場であるため、昆虫類などの餌を採れないまま弱ることがあります。
したがって、洞内見学の際は、冬眠している場所ではフラッシュをたいたり触らないように、コウモリの保護にご協力ください。
教育委員会発行文書抜粋

平成19年、9月から10月にかけて洞穴入り口付近で、コウモリの死骸78匹が見つかりました。最初原因がわからず、死骸には食いちぎられたような跡があった。そこで職員が赤外線ビデオカメラを設置し観察したら、野良猫が洞穴を出入りするコウモリを狙い1mもジャンプして捕らえている姿が映し出されていました。市では野良猫駆除を予定してその話題がマスコミに載ったら、全国の動物愛護団体から野良猫も可愛そうだの抗議が寄せられ、市でもどうしたものか悩んでいたようです。そのうちに被害がなくなり、事態も沈静化しました。役所でもホッとしたことでしょう。内間木洞の入り口は普段門扉で閉じられております。コウモリは朝夕門扉の隙間から餌を求めて出入りしております。
・所在地 山形町内間木地区
【道順】
長内川に架かる長内橋袂から県道7号線(久慈岩泉線)へ進みます。岩泉山根線から平庭に通じる県道29号(野田山形線)へ右折します。右折してからもかなりの距離を走ると内間木洞との案内板があり左折します。JR久慈駅から、25.7q、36分要します。洞内は予約なので普段行っても何も見る物ありません。
毎年恒例の「内間木まつり」です。地域の住民による出店が立ち並び、田楽・アユの塩焼き・十割ソバなど販売されます。洞広場一帯は、自然体験もでき、キャンプインストラクター指導の元で自然について学び・自然と遊び・自然に泊まる・・・普段、町では感じられない体験をいっぱい味わうことができます。また、遠島山の登山口にもなっています。
・・・此処だけの話・・・
この内間木洞は年に二回ほどしか一般公開されないため、余所の観光鍾乳洞と比べ鍾乳石が余り黒ずんでおりません。冬の公開日は2月第二日曜日「内間木洞氷筍(ひょうじゅん)観察会」として、夏は「内間木洞まつり」7月第二日曜日です。冬夏ともはっきりした日程は「きてきて久慈市催し物日程ページ」でお確かめください。
2013/2/12、氷筍観察会が開かれました、今年の氷筍は昨年より大きく数もかなり多く、まさしく足の踏み場がないというぐらい本数多かったでしょう。そのため観光客が間違って踏んづけたりぶつかって壊したりする音が洞内に響き聞こえてきていました。
氷筍の出来は、あまり寒いと天井からの雨水がツララとなって先に凍り付いてしまい床に落ちる水が少なくなるので氷筍が大きくならないそうです。あまり寒くてもダメなんですね。
TVで洞窟探検などの番組を見ることがありますが、未知の洞内を進むに数十pの岩盤の間を身体をねじりながら進むのを見て「おぃおぃ、帰り地震などあったら割れ目が狭まるかもしれないじゃないかい。そしたら出てこれなくなるだろう」思いながら見ていました。内間木洞で出会った探検スタッフの話では、確かに恐怖は覚えるそうですが、その未知の先にたどり着けば、言葉に表せないぐらいの喜びが沸くそうです。で、割れ目の話で、地震とかの影響はほとんどないそうです。なぜかと言えば、鍾乳洞というものは何十万年と時が経ち、その間に何万回と地震があったでしょう、それを持ちこたえてきた岩盤割れ目が「今日」崩れるはずがないそうです。「う〜ん、納得」。ただし天井などからの落盤の危険性はあるそうです。たとえ地震があっても、岩盤(山)全体が揺れるため内部の固い岩盤が動くことはないそうです。
此処だけの話しの話題をあなたにそ〜っと教えます。近い内に又覗いて下さい
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