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更新 2009/5/28

上山菊太郎社長 久慈産琥珀
現在市内でただ一人、久慈産琥珀を発掘して居られる方です
上山琥珀工芸店では社長自らが発掘採取した原石琥珀を店舗脇の加工場で
商品として加工して販売しております。ガラスケース内の琥珀は
全て地元発掘琥珀なので色合いも深みのある光沢を放しております
お願いして、原石琥珀も触らせてもらってみてください
琥珀の産地に来たら地元の原石琥珀触ることもいい思い出になるでしょう
社長さんからは久慈産琥珀へのまつわる話とか、また発掘苦労話など
珍しいお話など聞けるでしょう
 今日からあなたは琥珀博士です

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春夏秋冬
上山琥珀加工販売所です。地元産出琥珀加工製品がたくさん並んでおります。
上山琥珀社長です。今朝はもう琥珀採掘現場でひと稼ぎしてきたそうです
■所在地 長内町 17-32-2
■TEL 0194-53-0589
【道順】
国道45号線宮古方面からはバイパス手前を市内方向に入り1kぐらい先、道路沿い左側です。盛岡方面は繁華街を過ぎ長内橋を宮古方面に進み右道路沿いになります。
・・・此処だけの話・・・
上山社長は以前役所勤めの方だけに話し方が凄く柔らでかみ砕いて、琥珀の話しを教えてくれます。この方が自ら削岩機を使い穴の中に1人入り琥珀を掘り出している方です。最近は製品に加工出来るような、琥珀はなかなか見つける事は大変なようです。出てきても風化して、ポロポロ手で崩れる物が多いみたいです。それだから価値があるんですね。久慈地方にはまだまだ沢山の琥珀が、人間の手の届かない地層に眠っているとの事。戦時中は久慈からも沢山の琥珀が掘り起こされ、溶かされて戦艦?などの防水のために塗られたそうです。当時はそれ以外に利用価値が無く、そして終戦になったら じょじょに廃れていったそうです。上山さんも終戦になり帰って来てからも 何も仕事が無く、しょうがないから家の(田子沢)裏山でコツコツと、琥珀を採取したそうです。でも当時は売れない物だから自宅の引き出しに、保存して置いたそうです。後に役所内で観光の為、久慈の名産に何かないかと言う話になり、当時は山形村の白樺だるまとか、大野の何とかという工芸品など、名物は数えるぐらいしか無かったようです。そこで琥珀を売り出そうと言う話になり、現在の久慈琥珀博物館の、館長さんと話が進んで行ったそうです。館長さんの当時の会社では、鼈甲(べっこう)での、アクセサリー加工をやられており、その同じ機械で琥珀の加工も出来る事がわかり、それじゃ琥珀の現産地での会社が良いとの事で、久慈市で誘致企業として、久慈に来てもらったそうです。その時期に役所職員の上山さんが、何とか自分でも琥珀の仕事に携わりたいと思い、定年まで待たずに、若いうちでなければ琥珀は掘れないと思い、役場を退職して現在の会社を立ち上げたそうです。自宅には今まで自分で採取した、琥珀が沢山ストックしてあったそうです。それが現在の上山琥珀工芸です。お店に行ったらお願いしてショーケースの中にある、 ふた握りこぶし大の琥珀原石を触らせてもらって下さい、 ビックリするぐらい軽いのです。もちろん松ヤニですから・・・。 太陽に透かしてみると透き通って見えます。虫入り琥珀も手に取って見せてくれます。わがままを聞いて頂いたら何か一つ購入してやって下さい。え、お前は何か買ったか?だって? いや(^ ^;)丁度持ち合わせが無くて・・・(^ ^;) 。以上の話の内容に間違いがあるかもしれませんが・・・。それは違うと思う方は自分で調べてください。久慈の琥珀の話題になると、よく海岸のシケの翌日に琥珀が、流れ着くという話を聞きますが、僕はそんな事は昔の話と思っていました。今日(H14)上山さんにその事を尋ねたら、現在でも打ち寄せる事が有るそうです。漂着琥珀海岸は、野田村十府ヶ浦での、毎年砂祭りが行われる前田浜の入り口浜から、三鉄玉川駅下の玉川漁港に かけて、見つかる事があるそうです。前田浜は昔から潮干狩りの場所で、今は密漁のため監視の方が日中います。その方が海岸を歩いて琥珀を見つけ、これまでに100キロぐらい集めた琥珀を上山さんが譲られたそうです。海岸では何処で調べたか漂着琥珀を捜す観光客姿が見受けられます。この海岸、20mぐらいの深さの所には現在でも沢山の琥珀が、岩などにへばり付いており、その琥珀が海が荒れた時、剥がれて打ち寄せられるそうです。 (勘違いしないで下さい。99%見つけることは出来ないでしょう。その1%を楽しんでください)

此処だけの話しの話題をあなたにそ〜っと教えます
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