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更新 2014/6/29

くんのこほっぽ愛好会では
琥珀の里・久慈「くんのこ山にまつわる人・技」記録集を
1500円にて発行しております。久慈近郊の先人達の
琥珀にまつわる事柄が詳しく紹介されております
郵送もしてもらえます
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春夏秋冬
よく他県の方々で「久慈に行くと何処からでも琥珀がゴロゴロ出てくる」と思っている方がおります。マスコミなどで面白、おかしく誇張しての放送もあります。
現実はほとんど個人で
100%見つけることは無理です。
確かに現在でも久慈近辺で琥珀採取業者の方がおられますが、その方々でも穴の中で削岩機を使い苦労しても現在ではなかなか難しくなっているそうです。でも遊びの感覚で採取体験するのも楽しいでしょう。久慈地区では観光客皆さんでも1pぐらいの琥珀を見つけることが出来る特定の場所があります。それじゃその場所は何処か?と、聞かれればほとんどは個人土地で無断で入ることは出来ません。なので公開することは出来ません。
跡地土地は個人所有なので無断で入ると罰せられます
事務局では所有者許可の元で採取した物です
漂着海岸は波が荒く危険です。海の貝類は採ると罰せられます
 ◆琥珀採掘体験場久慈琥珀博物館附属
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 久慈琥珀館では観光客にも琥珀採掘を体験をしてもらうため、採掘場をオープンさせました。予約制の有料ですがたくさんの琥珀ファンに人気があります。出てくる琥珀は1_から2_ほどの琥珀ですが、この地域は昔から琥珀の採掘場とされていた箇所なので大きい琥珀も期待出来る場所と言われています。最近でも偶然琥珀館資料高い価値としての琥珀が採取されたそうです。
 ただし観光客が発掘した琥珀でも、研究価値が有ると評された琥珀は琥珀博物館の研究用所有となります。事務局での取材時も遠くは千葉船橋からの家族連れ観光客が見えていて、1_から2_の琥珀ですが一人10個ぐらいの琥珀を採取していました。採取場ではもし見つける事ができなくとも、スタッフからお土産として1pぐらいの琥珀原石もらえます。予約の受付は琥珀館の方で申し込み、定員20名ぐらいになるとマイクロバスで送迎してくれます。場所は琥珀館から5分ぐらいの近くで、琥珀館手前のお墓前砂利道を左に入った100mぐらい奥になります。無断で行っても柵が張りめぐされているので入ることは出来ません。スタッフの話では「大人は直ぐ見つける事が出来ますが、子供はどうしても少し探せないと飽きてしまうようです」と笑って話していました。確かに私も見ていると大人は直ぐ見つけていました。赤土の部分と黒土があって黒土の部分から多く出没するそうです。皆さん勘違いしないでください。見つけれる物は1_から2_の琥珀ですから・・・でも自分で採掘した琥珀は楽しく思い出になる事でしょう。
入場料は、1時間大人:1000円・子供:500円です。それ以外に有料体験場外横が川になっていて、この川では夏休みになると近くの子供会で琥珀採取体験を開催したりしています。この川沿い、上流下流でも琥珀を見つけることが出来るでしょう。でも、たまにクマの糞があったりします。
 ◆琥珀採取跡地
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@琥珀ほっぱ(採取)箇所 A琥珀採取地層
 終戦後の採集跡地です。場所は久慈市内ですが地域までは明かせません。道路から3mぐらい上の方に奥行き10mぐらいの腰をかがんで入る穴があります。入り口から奥まで上記画像のような地層が続いています。黒い部分に琥珀があります。中丸画像はこの日、此処から採取した琥珀です。大きさは5〜10ミリ程度なので、とても加工するのは無理です。指でも地層がポロポロ落とせますが大きい琥珀は見つける事は出来ません。この地域一帯は琥珀採取の箇所として有名で沢山の採取後洞窟があります。
 ◆漂着琥珀海岸
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@十府ヶ浦前田浜 A野田玉川漁港南側
 左画像は国道45号線十府ヶ浦前田浜海岸です。海岸に下りて南方向が琥珀漂着場所です。この海岸沿いは昔はずーっと玉川漁港まで歩けたのですが近年、海岸腐食が激しくなり歩いて渡る事はできません。この日も波が荒くて波打ち際を歩くことは危険でした。右画像は玉川漁港ですが、右の方は防波堤になっていて、乗り越えれば砂利海岸です。小さい川がありますが素足で渡る事が出来ます。その先が採取場所で僕も10分ぐらい歩いて見ましたが、綺麗な玉砂利や貝殻がたくさん有りました。
 琥珀が見つけられなくても楽しい海岸です。海の荒れた翌日、琥珀が打ち上げられる海岸です。岸より、深さ20mぐらいの底に今でも沢山?の琥珀が岩の間に挟まったり、岩にくっついたりして有るそうです。それがシケで剥がされて翌日打ち寄せれれるみたいです。琥珀は水より比重が少し重い程度だそうです。近くの密漁の監視員の方は集めて小遣い稼ぎ程度にしているとの事です。でも、けしてゴロゴロあるわけではなくて、運が良ければ見つかる程度ですから。此の海岸では琥珀専門誌で見て遠くの観光客の方も散歩がてらに採取している姿がたまに見うけられます。
 ◆採取地層琥珀海岸
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 前田浜と玉川漁港の間には砂浜があります。(中館さとるさん情報) 事務局取材報告です。この砂浜に行くには北からも南側からも海岸伝いに行くことはできません。この砂浜に入るには簡単ではありません。野田玉川国道に玉川スタンドがあります。このスタンドから、久慈方向500mぐらいの所に左入る細い道路があります。入ってからも道路が入り組んでいて説明にも大変ですから道順、良く理解して下さい。スタンドから北方向へ500mぐらいの所に国道からY字路右折、下るように下りてその先右折して下さい。
 真っ直ぐは北星興業資材置き場です。そこを右に曲がると直ぐ丁字路になります。右に行くと三鉄玉川駅に出ます。丁字路を左に曲がって下さい。道路まま行くと三鉄のガードがありガードをくぐると住宅の門に突き当たります。この家は別荘になっていて普段は誰もいませんが、だからと言って車は道路に置いてはいけません。変なところに駐車すると車が不幸な目になるかも知れません。徒歩で塀の外脇を海の方に進みます(庭を通ると歩きやすいですがよその土地です)。あとは砂浜までかなりきつい細い下り草道ですが、革靴でも歩くことができます。この細道はコンブ採りのお母さん達の登り降り草道になっており、登る時はロープにすがりながら登らなければおじさんにはきついです。事務局では始めて砂浜に降りて見て「うわ〜、綺麗な砂浜だ〜」っと思わず声がでました。琥珀は関係なくとも、ピクニックがてらに降りて見るのも楽しいでしょう。
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砂浜に降りると向こうの崎まで、鳴き砂のような白く細かい砂・・・。足跡一つ無い砂浜・・・。崖側は石炭の層があり、木が炭になった所とかをドライバーで崩せます。中館さんの話では木の葉っぱの化石とかも見つかるそうです。ひょっとすれば恐竜の化石も見つかるかもしれませんね。崖上からは砂が絶えず落ちてきて怖いようです。砂浜では、よくビンの欠片が琥珀と間違うぐらい見つかり、琥珀かどうか確かめるにはライターの火を近づけてみると、琥珀はパチンとはじけるそうです。そのぐらいビンの欠片と似ているとの事。 地層掘るためのドライバーとかを持った方がいいかも・・・ 何か夢のある海岸です。
上記画像は平成19年夏の事務局で案内した観光客家族つれの画像です

この付近は波が荒く危険な場所ですからくれぐれも気を付けて、事務局では事故等に責任追いません
・・・此処だけの話・・・
久慈地方では私たちの子供の頃、採取出来る箇所に行けば子供でも握り拳大くらいの琥珀が簡単に見つけられたそうです。でも当時は琥珀の価値が解らず、金槌で粉にしてみたり、火で燃やしたりして遊んだそうです。滝ダム下の河川敷工事中には結構見つけたよと、話していました(岩城一男さん談)大雨なんかで崖が崩れて川に流れ出てきた物だそうです。でも今は、河川敷を直したり崖崩れ箇所はコンクリートにしたりで、現在は目にすることは出来ません。 上記画像元採取箇所などではアクセサリーに出来るような琥珀は無理でしょう。僕の親父も若い頃は、宇部町の田子沢(通称・じぎょうさわ)地区で琥珀発掘をしたが余り金にならなくて、止めたと笑って話していました。上画像箇所でもず〜と掘り進んでいったら、商品化出来るのも出てくるでしょうが、はたして労賃に見合うものかとの事(笑)。 夏井、大川目辺の琥珀は昔からあまり質が良くなく、ポロポロ崩れる物が多かったようです。地質の関係みたい。品質のいい琥珀は宇部、野田方面だそうです。
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漂着琥珀では野田玉川海岸が昔から多いことで知られ、近くの方は漁業をやりながら、今まで100K以上の漂着琥珀を採取して売ったそうです。琥珀は水より少し比重が重い程度なのでシケの後、打ち上げられる可能性があるとの事。専門家の話では、久慈地方の地中には、まだ数百トンもの琥珀が眠っているといわれています。現在の琥珀のアクセサリーの多くは細かい琥珀を、真空の中で熱を加えて加工したものが主だそうです (真空でなければ燃えるから)。平成13年「くんのこほっぱ愛好会」(代表・黒沼忠雄)では琥珀の里・琥珀にまつわる人・技・、記録集「くんのこほっぱ昔語り」を発行しました。事務局でも一部分けて頂きましたが久慈地方の琥珀産業にまつわった先人達の歴史が全て紹介されています。久慈地方では琥珀の事を方言で「くんのこ」と、採掘場・坑道・鉱山は「ほっぱ」と呼んでいたそうです。初めて知りました(^ ^;) 。
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久慈琥珀館有料採掘場裏側が、沢川になっていて毎年近くの子供達が夏休みになると琥珀館主催琥珀採取体験教室が行われています。採掘場から見つける事が出来るのですから、裏の川沿いからも見つける事が出来るでしょう。大雨の後には上流からの土とか石と一緒に琥珀も顔を出すことが十分に想像できます。もし時間があったなら浅い川ですからユックリ川底を歩いて見れば好運が訪れるかもしれません。奥が深い沢になっていますから熊も出没する恐れがあります。気を付けましょう。(怖)
此処だけの話しの話題をあなたにそ〜っと教えます
《一部「くんのこほっぽ昔語り」記録集参考》 back
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